うつ病で入院されていた方の鑑定

官星レール 従格を考察

10月になり、ようやく涼しい風がふいてきました
(私が暮らす九州ではそれでもまだ暑いですが)

先日、鑑定をさせて頂いた方のお話を書きます

この方は2年前に二回鑑定したことがあり、
今回は3回目です
2年前、最初に鑑定された時ははうつ病から少し回復された時期で、
自分の状態を知るためにご依頼されました

その後すぐ、ご家族のこともお知りになりたいとのことで2回目の鑑定

それから2年間、メールなどで日常の近況報告の会話をさせて頂いておりましたが、
今年の夏に、治療のため入院したとお聞きし、具合を伺っていたところ、
退院されて間もなくご依頼がありました

この方の日干は「甲(木の陽)」です
食傷が強く月令を得ていて、身弱の従格と判断しました

2年前、私が初めて鑑定させて頂いた時は、
ちょうど大運で忌神の時期に入り、年運もあまりよくないものでしたが、
この時はまだ表情も明るさがあり、
ご自身やご家族のことを楽しそうにお話されていた記憶があります

しかし今回お会いしたときは、どこか目の奥が曇っていて、
明るくお話をされている・・というよりは、
静かに今をゆっくり感じながらお話をしている印象でした

ご自身にとっての忌神である、金・水の時期が続き、
きっと精神的な疲れもたまっているのであろうと察しました

特に今年は、この方にとっての根っこが消える年

精神的に不安定さが出やすい時期でもあります

その中でご家族と離れて入院し療養されたことは私はよかったのではないだろうかと思います

病院のお世話になるという事はマイナスのイメージが付きますが、
自分を休ませる決断ができたことはむしろプラスの働きのように感じます

本来のこの方はとてもお話上手で自分を着飾ることも好きなはず(喜神の食傷があります)でした
今はまだ本調子じゃないのかなと思います

心の病を持っている方を鑑定するときは非常に考えることが増えます

私にもその気持ちがわかるからです

だから私が知り得たことをきちんとお伝えしたいと強く思います

今回はさわりだけです
もう少し詳しい内容を書いていきたいと思います

(私がただいま長い時間PCに迎えないため細切れで失礼します)

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